NPO法人 関西障害者国際交流協会は、
3月25日(木)〜28日(日)
梅田芸術劇場メインホールで開催された
中国国民的舞踊家 ヤン・リーピン「シャングリラ」
関西初公演の協力を行いました。
『シャングリラ』神秘的な場所を指し、言葉の意味は“桃源郷”です。
ここではイ族、チベット族、ワ族、ハニ族をはじめとする26 もの民族たちを描いた世界であり、
劇中には色とりどりの民族衣装で身をまとった者たちが、
歌と踊りで民族文化の世界を表現しています。
約70 名のパフォーマーのほとんどが、
ヤン・リーピンが雲南少数民族の村々からスカウトした普通の村人たちです。
場面は5つの自然を主題としたシーンとプロローグ、エピローグの7つから成り、
その最後を飾るのが、ヤン・リーピンによる「孔雀の舞い」です。
雲南省の人々にとって孔雀は神聖であり幸運の象徴とされている。
指の爪先にまで精神を宿したかのような印象深いこの叙情詩的なダンスは、
華やかな羽を持つ鳥の美しさと優雅さを表現したもの。
その夢幻的な美しさはまるで、
魂の化身を目にするかのような神々しさと厳かな感動をもたらせました。
『シャングリラ』公演は、
色鮮やかに描き出された少数民族文化の世界を体験する事が出来ました。
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