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NPO法人 関西障害者国際交流協会 2007年の活動
   
   中日口足芸術家二人作品交流展 安達巌・劉京生 in 北京




10月27日、中国北京市障害者総合センターで、
「中日口足芸術家二人作品交流展 安達巌・劉京生 in 北京」
が、開催されました。

 

2006年3月、尼崎で劉京生・羅麗艶『わたしの夢』展を開催したとき、
劉さんより安達氏と会って話をしたいと強い要望がありました。
二人とも『世界身体障害芸術家協会会員』として、
20年前からの付き合いでしたが、
国や言語の壁があり、ゆっくりと話し合うチャンスに恵まれませんでした。
尼崎での展示会終了後、理事長が通訳として食事をする事ができました。







     劉京生                    安達巌 


           森田真千子                   羅麗艶

  
同じ感電で両手を無くしたという体験者どうし、
話も弾み、友情を誓い合って別れました。
このとき、今度は安達さんが北京に出向いて、
展示会を開催しようと約束しました。

ところが2006年9月5日 
安達巌氏が脳内出血のために帰らぬ人となり、
約束を果たす事が出来なくなってしまいました。

今回の展示会は北京市障害者連合会と関西障害者国際交流協会が主催となり、
安達巌氏妻であり「ギャラリー雀の道 安達巌館」館長の、
安達晶子さんの協力を得て約束を果たすことになりました。




日本からはNPO法人 関西障害者国際交流協会 理事長田山華栄。
事務局長 田山幸雄。 理事 山中絹恵。安達晶子さんが参加しました。

北京市障害者活動センター主任の劉洪波氏による司会で、
障害者連合会理事長趙春鸞、
副理事長沙澄深、副理事長呂争鳴、
障害者連合会副主席劉京生、
関西障害者国際交流協会理事長田山華栄らの挨拶。
安達昌子氏による挨拶と故安達巌氏の紹介、
羅麗艶と山中絹江氏との花束交換、
「千の風になって」の歌と朗読などが続き、
趙春鸞理事長、呂争鳴副理事長、副理事長沙澄深らによる
テープカットが行われました。

趙春鸞理事長氏が、安達昌子氏に絵画の説明をしながら鑑賞しました。
どれもが繊細で両腕が無い人が書いたと思えない。
中国では日本ほど油絵が障害者に普及しておらず、
数多く集まった障害者画家たちはその絵画に魅入っていました。














私たちと中国の障害者芸術家との話が盛り上がり、
夕食には、総勢30名の交流パーティが開かれました。

 


28日は壁に展示した絵画を観るだけでなく、
午前中は北京の障害者画家などが集まり、
絵の実演パフォーマンスが行われました。

















身体障害者、聴覚障害者など腕に覚えのある人が、
絵画や書を描きました。


見物する人。
写真を撮る人。
質問する人。
批評をする人。
私にも筆を貸してくださいと言い出す人など、
笑顔があふれる展示会となりました。









  
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